東海地方(岐阜県、静岡県、愛知県、三重県)では、海や山、そして美しい清流といった豊かな自然環境を活かした多彩な花火大会が開催されています。全国の煙火店が腕を競い合う伝統的な競技大会から、大迫力の三尺玉が夜空に咲き誇る名物大会、さらには海面を鮮やかに染め上げる海上花火まで、スケールの大きな演出を楽しめるのが東海地方の大きな特徴です。
2025年も、各地で魅力的な花火大会が多数開催されています。ここでは、開催日や開催地、気になる打ち上げ規模などの基本情報を一覧で整理しました。有名大会をざっと比較したい方や、旅行やドライブを兼ねたお出かけ計画を立てたい方は、ぜひ参考にしてください。
東海地方の主要花火大会一覧【2025年】
東海地方で開催される2025年の主要な花火大会を、開催日の順に一覧でご紹介します。
| 大会名 | 都道府県 | 開催日 | 開催場所 | 打ち上げ数 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|
| 伊勢神宮奉納全国花火大会 | 三重県 | 2025年7月19日(土) | 宮川河畔 | 約9,600発 | 日本三大競技花火大会の一つ |
| 大垣花火大会 | 岐阜県 | 2025年7月26日(土) | 揖斐川河畔 | 未公表 | 迫力満点の1尺玉やミュージックスターマイン |
| 桑名水郷花火大会 | 三重県 | 2025年7月26日(土) | 揖斐川河畔(鍋屋堤) | 約1万発 | 全席有料、東海地区最大級の2尺玉 |
| 豊田おいでんまつり花火大会 | 愛知県 | 2025年7月27日(日) | 白浜公園一帯 | 未公表 | おいでんまつりのフィナーレを飾る |
| 第43回蒲郡まつり納涼花火大会 | 愛知県 | 2025年7月27日(日) | 蒲郡市内 | 未公表 | 太平洋岸最大級の正三尺玉が見どころ |
| 第79回按針祭 海の花火大会 | 静岡県 | 2025年8月10日(日) | 伊東海岸一帯 | 約1万発 | 海上5か所から同時に打ち上げられる |
| 熊野大花火大会 | 三重県 | 2025年8月17日(日) | 七里御浜海岸 | 約1万発 | 世界遺産を舞台にした鬼ヶ城大仕掛けや海上自爆 |
| 焼津海上花火大会 | 静岡県 | 2025年10月26日(日) | 焼津新港 | 約5,000発 | 秋の夜空を彩る静岡県内最大級の花火 |
都道府県別に花火大会をチェック
東海地方の花火大会は、各県ごとに独自のロケーションや歴史的な背景を持っています。ここからは、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県のそれぞれの特徴を簡単にご紹介します。より詳しい日程や地域密着型の大会をお探しの場合は、各都道府県ごとの専用ページをご覧ください。
岐阜県の花火大会
岐阜県の花火大会は、長良川や揖斐川などの美しい河川敷を舞台にしたものが多く、山々に反響する大迫力の轟音を楽しめるのが特徴です。自然豊かなロケーションで、涼やかな川のせせらぎと共に花火を堪能できます。
静岡県の花火大会
静岡県は、伊豆半島の海岸線や駿河湾など、海をバックに打ち上がる海上花火が非常に充実しています。また、夏だけでなく秋や冬を通じて定期的に開催される花火大会が多いのも、観光地ならではの魅力です。
愛知県の花火大会
愛知県の花火大会は、都市部から沿岸部までバリエーションが豊かです。音楽と花火が完全にシンクロするメロディ花火や、巨大な三尺玉が上がる大規模な大会が多く、華やかでエネルギッシュな演出が楽しめます。
三重県の花火大会
三重県には、全国の煙火店が技術を競う「伊勢神宮奉納全国花火大会」や、広大な海と奇岩の絶景を活用した「熊野大花火大会」など、全国的な知名度を誇る格式高い大会が揃っています。歴史と伝統を感じられる名物花火が多数存在します。
東海地方で注目したい花火大会
東海地方で開催される花火大会の中でも、特に規模が大きく、話題性や知名度が高い注目の大会をピックアップしてご紹介します。
伊勢神宮奉納全国花火大会(三重県)
日本三大競技花火大会の一つに数えられ、全国から選抜された一流の花火師たちが神宮に花火を奉納する唯一無二の大会です。競技花火ならではの高品質で芸術的な作品の数々や、大会のクライマックスを飾る大迫力のワイドスターマインは必見です。
| 大会名 | 伊勢市制施行20周年記念 第73回伊勢神宮奉納全国花火大会 |
|---|---|
| 都道府県 | 三重県 |
| 開催日 | 2025年7月19日(土) |
| 開催場所 | 宮川河畔 |
| 打ち上げ数 | 約9,600発 |
| 有料席 | あり |
| 荒天時 | 9月6日(土)に延期。6日も荒天の場合は7日(日)に順延 |
| 公式情報 | 公式サイトあり |
大垣花火大会(岐阜県)
大垣市の夏の風物詩として長く親しまれている花火大会です。広々とした揖斐川の河畔から打ち上げられ、夜空を埋め尽くすほどの1尺玉や、音楽に合わせて打ち上がる華麗なミュージックスターマインが観客を魅了します。
| 大会名 | 第69回大垣花火大会 |
|---|---|
| 都道府県 | 岐阜県 |
| 開催日 | 2025年7月26日(土) |
| 開催場所 | 大垣市東町地内 揖斐川河畔 |
| 打ち上げ数 | 未公表 |
| 有料席 | 要確認 |
| 荒天時 | 要確認 |
| 公式情報 | 自治体・観光協会発表あり |
桑名水郷花火大会(三重県)
昭和初期から続く水郷のまち・桑名の伝統的な花火大会です。揖斐川の中州から打ち上げられるため、視界いっぱいに広がるパノラマビューが魅力。東海地区最大級となる直径約600メートルの「2尺玉」は、圧倒的なスケールを誇ります。本大会は全席有料で運営されています。
| 大会名 | 桑名水郷花火大会 2025 |
|---|---|
| 都道府県 | 三重県 |
| 開催日 | 2025年7月26日(土) |
| 開催場所 | 揖斐川河畔(鍋屋堤) |
| 打ち上げ数 | 約1万発 |
| 有料席 | あり(全席有料) |
| 荒天時 | 要確認 |
| 公式情報 | 公式サイトあり |
豊田おいでんまつり花火大会(愛知県)
愛知県豊田市で開催される「豊田おいでんまつり」のフィナーレを飾る一大イベントです。日本煙火芸術協会の会員による名作花火や、メロディ花火、ナイアガラ大瀑布など、息をもつかせぬ多彩なプログラムが展開されます。
| 大会名 | 第57回豊田おいでんまつり花火大会 |
|---|---|
| 都道府県 | 愛知県 |
| 開催日 | 2025年7月27日(日) |
| 開催場所 | 白浜公園一帯 |
| 打ち上げ数 | 未公表 |
| 有料席 | あり |
| 荒天時 | 要確認 |
| 公式情報 | 公式サイトあり |
蒲郡まつり納涼花火大会(愛知県)
愛知県蒲郡市の海岸沿いで行われる花火大会の目玉は、なんと言っても太平洋岸で最大級となる「正三尺玉」です。直径約900メートルにも広がる巨大な大輪の花火が、夏の夜空と海面を豪華絢爛に染め上げます。
| 大会名 | 第43回蒲郡まつり納涼花火大会 |
|---|---|
| 都道府県 | 愛知県 |
| 開催日 | 2025年7月27日(日) |
| 開催場所 | 蒲郡市内 |
| 打ち上げ数 | 未公表 |
| 有料席 | あり |
| 荒天時 | 要確認 |
| 公式情報 | 公式サイトあり |
按針祭 海の花火大会(静岡県)
静岡県伊東市で開催される「按針祭(あんじんさい)」の最終日を飾る大花火大会です。伊東海岸一帯の海上5か所から同時に打ち上げられる花火は、立体感と迫力が抜群。約1万発の花火が次々と打ち上がり、息をのむような絶景を作り出します。
| 大会名 | 第79回按針祭 海の花火大会 |
|---|---|
| 都道府県 | 静岡県 |
| 開催日 | 2025年8月10日(日) |
| 開催場所 | 伊東海岸一帯 |
| 打ち上げ数 | 約1万発 |
| 有料席 | あり |
| 荒天時 | 要確認 |
| 公式情報 | 観光協会発表あり |
熊野大花火大会(三重県)
世界遺産に登録されている美しい海岸線「鬼ヶ城」を背景に行われる、三重県を代表する花火大会です。疾走する船から海へ花火を投げ入れる「三尺玉海上自爆」や、岩場に花火を仕掛ける「鬼ヶ城大仕掛け」など、地形を活かした迫力満点の演出が人気を集めています。
| 大会名 | 熊野大花火大会 |
|---|---|
| 都道府県 | 三重県 |
| 開催日 | 2025年8月17日(日) |
| 開催場所 | 七里御浜海岸 |
| 打ち上げ数 | 約1万発 |
| 有料席 | あり |
| 荒天時 | 予備日に順延(天候不良等により通常開催が困難な場合は中止または規模縮小) |
| 公式情報 | 観光協会公式サイトあり |
焼津海上花火大会(静岡県)
秋の涼しい風を感じながら鑑賞できる、静岡県内でも最大級の打ち上げ数を誇る花火大会です。豪華なスターマインを中心に、焼津新港の海上に色鮮やかな花火が次々と打ち上がります。空気が澄んでくる秋ならではの、クリアで美しい花火の輝きを堪能できます。
| 大会名 | 焼津海上花火大会 |
|---|---|
| 都道府県 | 静岡県 |
| 開催日 | 2025年10月26日(日) |
| 開催場所 | 焼津新港 |
| 打ち上げ数 | 約5,000発 |
| 有料席 | 要確認 |
| 荒天時 | 要確認 |
| 公式情報 | 自治体・観光協会発表あり |
東海地方の花火大会を探すときのポイント
東海地方で目当ての花火大会を見つけ、快適に楽しむためには、いくつか押さえておきたいポイントがあります。
- 交通アクセスと宿泊の手配は早めに行う東海地方の大規模な花火大会には、県内外から多くの観覧客が訪れます。会場周辺は交通規制が敷かれ、駐車場や最寄り駅が大変混雑するため、公共交通機関の利用を前提としたスケジュールを組み、遠方の場合は宿泊施設の早期確保が重要です。
- ゆったり楽しむなら有料観覧席の検討を人気大会の多くは有料観覧席を設けており、中には「全席有料」となっている大会もあります。場所取りの負担を減らし、最高のロケーションで花火の美しさや迫力を余すところなく味わいたい場合は、事前のチケット購入をおすすめします。
- 開催時期の幅広さを活かす花火といえば7月・8月の夏のイメージが強いですが、静岡県の「焼津海上花火大会」や熱海エリアのように、秋や冬にかけて開催される花火大会も充実しています。涼しい気候のなかで鑑賞できる大会を探してみるのも一つの楽しみ方です。
まとめ
東海地方には、競技花火から海上花火まで、それぞれの土地の魅力が詰まった多種多様な花火大会が存在します。2025年も、定番の大規模大会をはじめ、見ごたえのあるイベントが多数予定されており、どこに出かけようか迷ってしまうほどです。
この記事で全体の開催情報をざっと比較したら、ぜひ各都道府県の専用ページでさらに詳細な地域ごとの大会情報もチェックしてみてください。お出かけの際は、事前に公式サイトなどで最新の開催状況や交通規制の案内を確認し、素晴らしい花火の時間を満喫してください。