九州地方(沖縄県を含む)では、豊かな自然や歴史的景観を活かしたスケールの大きい花火大会が各地で開催されています。温泉街の風情とともに楽しめる大会や、県境を越えて海峡を彩る大輪、全国から有名花火師が集う競技花火など、地域ごとの特色が色濃く反映されているのが特徴です。
また、九州地方の花火大会は夏場の7月・8月に集中しているだけでなく、10月や11月などの秋季から初冬にかけて大規模な花火イベントが行われる傾向もあります。気候が落ち着いた時期に快適に花火を鑑賞できるのも、九州地方ならではの魅力といえるでしょう。
この記事では、九州地方(福岡県・佐賀県・長崎県・熊本県・大分県・宮崎県・鹿児島県・沖縄県)で開催される2026年の主要な花火大会を一覧でご紹介します。開催日や開催地、有名大会の情報をざっと把握したい方は、ぜひお出かけの参考にしてください。
九州地方の花火大会一覧【2026年】
九州地方で開催される2026年の主要な花火大会を、開催日の順にまとめました。すでに終了した大会も、その年の開催実績として掲載しています。
| 大会名 | 都道府県 | 開催日 | 開催場所 | 打ち上げ数 |
|---|---|---|---|---|
| 海洋博美ら海花火大会2026 | 沖縄県 | 2026年7月4日(土) | 海洋博公園 エメラルドビーチ | 約10,000発 |
| べっぷ火の海まつり 納涼花火大会 | 大分県 | 2026年7月26日(日) | 北浜緑地帯・別府スパビーチなど | 8,888発 |
| みやざき納涼花火大会 | 宮崎県 | 2026年8月1日(土) | 大淀川河畔 | 約10,000発 |
| 第367回 筑後川花火大会 | 福岡県 | 2026年8月5日(水) | 久留米市長門石河川敷・同小森野河川敷 | 約12,000発 |
| 関門海峡花火大会 | 福岡県 | 2026年8月13日(木) | 福岡県北九州市門司区・山口県下関市 | 約15,000〜18,000発(両岸合計) |
| 第24回 かごしま錦江湾サマーナイト大花火大会 | 鹿児島県 | 2026年8月29日(土) | 鹿児島港本港区 | 約15,000発 |
| 第22回 させぼシーサイドフェスティバル2026 | 長崎県 | 2026年9月5日(土) | 佐世保市総合グラウンド | 未公表 |
| 第74回 九州花火大会 | 佐賀県 | 2026年10月10日(土) | 唐津市松浦川(唐津大橋北側) | 未公表 |
| 第38回 八代全国花火競技大会 | 熊本県 | 2026年10月17日(土) | 球磨川河川緑地 | 約14,000発 |
| ハウステンボス 九州一 大花火まつり | 長崎県 | 2026年11月14日(土) | ハウステンボス | 約22,000発 |
都道府県別に花火大会をチェック
ここでは、九州地方に属する各県の花火大会の傾向を簡単に紹介します。より詳しい日程や穴場スポット、地域密着型のお祭り情報などを知りたい方は、各都道府県の詳細ページもあわせてチェックしてみてください。
福岡県
福岡県では、久留米市の「筑後川花火大会」や、北九州市の「関門海峡花火大会」など、西日本最大級とも称される大規模な花火大会が多数開催されます。都市部からのアクセスが良い会場も多く、県外からも多くの観覧客が訪れます。
佐賀県
佐賀県は、唐津市の松浦川を舞台にした「九州花火大会」をはじめ、有明海や玄界灘といった水辺の美しい風景を活かした花火大会が点在しています。歴史ある街並みとともに、ゆったりとした時間を楽しめるのが魅力です。
長崎県
長崎県では、「ハウステンボス」で開催される華やかな花火イベントや、「させぼシーサイドフェスティバル」など、異国情緒やリゾート感あふれるロケーションで花火を満喫できます。秋や冬にかけての大規模な花火も見逃せません。
熊本県
熊本県を代表するのは、秋に開催される「八代全国花火競技大会」です。全国からトップクラスの花火師が集結し、その年の新作や高度な技術を競い合うため、他では見られない芸術的な花火をじっくり堪能できるのが特徴です。
大分県
大分県は、「べっぷ火の海まつり」に代表されるように、温泉街や観光地とセットで楽しめる花火大会が充実しています。昼間は地獄めぐりやご当地グルメを満喫し、夜は海上に打ち上がる花火を眺めるという贅沢なプランが可能です。
宮崎県
宮崎県では、大淀川の河畔を舞台にした「みやざき納涼花火大会」をはじめ、自然の豊かさとアクセスの良さを兼ね備えた大会が多く開催されます。仕掛け花火やダイナミックなスターマインが南国の夜空を鮮やかに彩ります。
鹿児島県
鹿児島県といえば、雄大な桜島と錦江湾を背景に打ち上がる「かごしま錦江湾サマーナイト大花火大会」が圧倒的な存在感を放ちます。九州最大級の規模を誇り、ダイナミックで多彩な演出に多くの観客が魅了されます。
沖縄県
沖縄県の花火大会は、エメラルドグリーンの海や白い砂浜を舞台にしたリゾート感たっぷりのロケーションが最大の魅力です。「海洋博美ら海花火大会」のように、南国ならではの開放的な雰囲気の中で特別な一夜を過ごせます。
九州地方で注目したい花火大会
九州地方全体の中から、とくに知名度が高く、規模や話題性に優れた注目の花火大会をピックアップしてご紹介します。
第367回 筑後川花火大会
370年以上の歴史を持つ水天宮の奉納花火を起源とする、西日本最大級の花火大会です。2つの河川敷から同時に打ち上げられる多彩な花火が、久留米市の夜空を埋め尽くします。交通課題解決のため、2026年は公式駐車場が事前予約制となっています。
| 大会名 | 第367回 筑後川花火大会 |
|---|---|
| 都道府県 | 福岡県 |
| 開催日 | 2026年8月5日(水) |
| 開催場所 | 久留米市長門石河川敷・同小森野河川敷 |
| 打ち上げ数 | 約12,000発 |
| 有料席 | なし(運営協力者向けの公式駐車場あり) |
| 荒天時 | 8月7日(金)に延期、7日も不可なら中止 |
| 公式情報 | 自治体発表・公式サイトあり |
関門海峡花火大会
福岡県北九州市の門司と、山口県の下関という海峡を挟んだ両岸から合同で打ち上げられる日本有数の花火大会です。ライトアップされた関門橋をバックに、両岸合わせて1万発を超える大輪が次々と開く光景は非常に幻想的です。
| 大会名 | 関門海峡花火大会 |
|---|---|
| 都道府県 | 福岡県(および山口県) |
| 開催日 | 2026年8月13日(木) |
| 開催場所 | 福岡県北九州市門司区・山口県下関市 |
| 打ち上げ数 | 約15,000〜18,000発(両岸合計) |
| 有料席 | あり |
| 荒天時 | 雨天決行、強風中止 |
| 公式情報 | 公式サイトあり |
第24回 かごしま錦江湾サマーナイト大花火大会
世界有数の活火山である桜島と穏やかな錦江湾を背景に開催される、九州最大級の夏の祭典です。2026年は西郷隆盛生誕200年に向けたカウントダウン記念の特別演出も予定されており、迫力ある2尺玉の打ち上げや音楽花火が楽しめます。
| 大会名 | 第24回 かごしま錦江湾サマーナイト大花火大会 |
|---|---|
| 都道府県 | 鹿児島県 |
| 開催日 | 2026年8月29日(土) |
| 開催場所 | 鹿児島港本港区 |
| 打ち上げ数 | 約15,000発 |
| 有料席 | あり |
| 荒天時 | 小雨決行、荒天時は当日の12:00までに開催可否を決定 |
| 公式情報 | 公式サイトあり |
べっぷ火の海まつり 納涼花火大会
別府市の夏を彩る「べっぷ火の海まつり」のフィナーレとして開催される花火大会です。別府湾の海上に、末広がりを意味する8,888発の花火が打ち上げられ、夜空と海面を鮮やかに染め上げます。温泉やご当地グルメと合わせて楽しむのがおすすめです。
| 大会名 | べっぷ火の海まつり 納涼花火大会 |
|---|---|
| 都道府県 | 大分県 |
| 開催日 | 2026年7月26日(日) |
| 開催場所 | 北浜緑地帯・別府スパビーチなど |
| 打ち上げ数 | 8,888発 |
| 有料席 | あり |
| 荒天時 | 要確認 |
| 公式情報 | 公式サイトあり |
第38回 八代全国花火競技大会
熊本県八代市で開催される、西日本で唯一ともいえる全国レベルの花火競技大会です。全国の有名花火師が腕を競うため、通常の花火大会とは一味違う高度な技術を駆使した芸術的な作品を鑑賞できます。秋の澄んだ夜空に上がる花火は格別です。
| 大会名 | 第38回 八代全国花火競技大会 |
|---|---|
| 都道府県 | 熊本県 |
| 開催日 | 2026年10月17日(土) |
| 開催場所 | 球磨川河川緑地 |
| 打ち上げ数 | 約14,000発 |
| 有料席 | あり |
| 荒天時 | 要確認 |
| 公式情報 | 公式サイトあり |
ハウステンボス 九州一 大花火まつり
長崎県のハウステンボスで開催される、九州最大規模を誇る一大花火イベントです。2万発を超える圧倒的な打ち上げ数と、ヨーロッパの街並みやイルミネーションが融合した風景は、ここでしか見られない極上のエンターテインメント空間を作り出します。
| 大会名 | ハウステンボス 九州一 大花火まつり |
|---|---|
| 都道府県 | 長崎県 |
| 開催日 | 2026年11月14日(土) |
| 開催場所 | ハウステンボス |
| 打ち上げ数 | 約22,000発 |
| 有料席 | あり |
| 荒天時 | 要確認 |
| 公式情報 | 公式サイトあり |
九州地方の花火大会を探すときのポイント
- 開催時期は夏だけではない
九州地方では、7月〜8月の夏本番だけでなく、10月や11月に数万発規模の大型花火大会が開催されるのが特徴です。秋や冬は空気が澄んでおり花火がより美しく見えるため、旅行を兼ねて涼しい時期を狙うのもおすすめです。 - ロケーションの多様性を楽しむ
温泉地、ヨーロッパ風のリゾートテーマパーク、海峡、南国のビーチなど、九州・沖縄ならではの特色豊かなロケーションが揃っています。花火そのものだけでなく、「どこで見るか」を基準に選ぶと旅の満足度がさらに高まります。 - 有料観覧席の活用がおすすめ
県外から数十万人が集まるような大規模大会では、事前の場所取りが困難なケースが多々あります。確実かつ快適に花火を鑑賞するためには、協賛席や有料観覧席のチケットを早めに手配しておくのが賢明です。 - アクセス方法と宿泊手配は念入りに
有名な花火大会では、会場周辺で大規模な交通規制が敷かれます。とくに離島や半島の会場、県境での開催では渋滞が激しくなるため、公共交通機関やパークアンドライドの利用を検討し、周辺の宿泊施設も早い段階で押さえておきましょう。
まとめ
九州地方(沖縄県を含む)の花火大会は、地形や自然、歴史、観光資源を巧みに活かした個性豊かな大会が各地で開催されています。温泉につかりながら眺められるものから、全国の花火師が集う本格的な競技大会、さらには秋から冬にかけて開催される超大型イベントまで、選択肢の幅広さが大きな魅力です。
地方全体でどのような大会があるのかを比較し、気になるエリアが見つかったら、ぜひ各都道府県の詳細ページでより詳しい情報を確認してみてください。また、開催日程や有料席のチケット情報は変更される場合があるため、お出かけ前には必ず最新の公式発表をチェックして、最高の思い出を作りましょう。