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花火大会持ち物リスト|デート・子連れにおすすめの持ち物も紹介

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花火大会の持ち物【絶対に外せない必須アイテム5選】

夏の風物詩、花火大会。夜空を彩る大輪の花を最大限に楽しむためには、事前の準備が非常に重要です。たくさんの持ち物リストがありますが、中には「忘れると致命的」とも言えるアイテムが存在します。

「会場に着いたけど座れない…」「スマホの充電が切れてはぐれた…」そんな最悪の事態を避けるため、ここではこれだけは絶対に忘れてはいけないという、必須中の必須アイテムを5つに厳選してご紹介します。まずはこの5点がお手元にあるか、必ずチェックしてください。

1. レジャーシート・敷物

花火大会の観覧場所は、河川敷の土手、公園の芝生、グラウンドの土など、そのまま座るには抵抗がある場所がほとんどです。快適な自分たちのスペースを確保するために、レジャーシートや敷物は絶対に欠かせません。

特に夏場でも、夜になると地面が夜露で湿っていることがよくあります。お気に入りの服や、せっかく着てきた浴衣が汚れてしまうのを防ぐためにも必須です。一緒に行く人数よりも「少し大きめ」のサイズを選ぶと、荷物を置くスペースも確保できてゆったり過ごせます。裏地が防水・撥水加工になっているタイプを選ぶと、地面の湿気を気にせず快適です。

2. スマートフォン&モバイルバッテリー

現代の必須品であるスマートフォンは、花火大会においても「連絡手段」「カメラ」「地図」「懐中電灯」など、1台で何役もこなす最重要アイテムです。友人や恋人、家族との待ち合わせや、万が一はぐれてしまった際の連絡に不可欠です。

しかし、最も警戒すべきは「バッテリー切れ」です。花火大会の会場は非常に多くの人が密集するため、スマホが電波を探そうと通常よりも激しく電力を消費します。さらに、美しい花火を写真や動画で撮影していると、バッテリーは驚くほどのスピードで減少します。帰り道の混雑状況を調べたり、終電を確認したりするためにも、家を出る前のフル充電はもちろん、大容量のモバイルバッテリーを必ずセットで持参しましょう。

3. タオル・ハンカチ

日本の夏の花火大会は、「暑さ」と「湿気」との戦いでもあります。会場までの移動、場所取りのための待機時間、そして人混みの熱気で、じっとしていても汗が噴き出してきます。汗を拭くためのタオルやハンカチは、エチケットとしても快適に過ごすためにも必須です。

ポケットに入るハンカチとは別に、首からかけられるフェイスタオルやスポーツタオルを1枚持っていくと、日中は日よけとして、夜は急な冷え込みの際に羽織ることもでき、非常に便利です。飲み物をこぼした時や、急な雨で濡れた時にも役立ちます。

4. ゴミ袋(大小)

花火大会を美しい思い出にするためには、マナーを守ることが大切です。「来た時よりも美しく」を合言葉に、自分たちが出したゴミは必ず持ち帰りましょう。会場に設置されているゴミ箱は、多くの場合、開始早々に満杯になり、周囲にゴミが溢れかえってしまいます。

屋台で購入した食べ物の容器や、飲み物の空き缶などをまとめるために、スーパーの袋や市町村指定のゴミ袋を数枚(大小あると便利)持っていきましょう。また、ゴミ袋は本来の用途以外にも、急な雨が降った際にカバンごと入れて荷物を守ったり、濡れたレジャーシートを収納したりと、防災グッズのように役立つ場面が多いアイテムです。

5. 現金(特に小銭)

花火大会の楽しみの一つといえば「屋台」です。最近はキャッシュレス決済が普及していますが、お祭りや花火大会の屋台(出店)では、クレジットカードや電子マネーが使えないケースがまだまだ大半です。

「美味しそうなたこ焼きを見つけたのに、現金がない…」という悲劇を避けるため、必ず現金を持っていきましょう。特に重要なのが、1,000円札や500円玉、100円玉などの「小銭」を多めに用意しておくことです。1万円札で支払おうとすると、お店側もお釣りの準備が大変で、混雑時は嫌がられたり、支払いに時間がかかったりすることがあります。スムーズな会計のためにも、細かい現金を準備しておくのがスマートです。

以上が、花火大会に絶対に持っていくべき必須アイテム5選です。これらさえ準備しておけば、大きなトラブルは防げるはずです。次のセクションでは、これらに加えて「あると快適度が格段に上がる便利な持ち物」をご紹介します。

花火大会であると快適度UP!【便利な持ち物リスト】

前のセクションでは「絶対に外せない必須アイテム」をご紹介しました。それらがあれば最低限の花火大会は楽しめますが、夏の夜をさらに快適に、そしてスマートに過ごすためには、もう一手間準備を加えたいところです。

ここでは、「必須ではないけれど、あると快適さが格段にアップする」便利なアイテムをリストアップしました。特に長時間の場所取りが予想される場合や、よりリラックスして花火を鑑賞したい方は、ぜひ参考にしてください。

暑さ対策グッズ(うちわ・扇子・冷却タオル)

花火大会は日中から場所取りをすることも多く、夕方になっても残るアスファルトの熱気や、人混みの熱気で想像以上に体力を消耗します。うちわや扇子で風を送るだけでも体感温度はかなり変わります。また、水に濡らして使う冷却タオルや、首元を冷やせるネッククーラーなども非常に効果的です。熱中症対策は万全にして臨みましょう。

虫除けスプレー・かゆみ止め

花火大会の会場として定番の河川敷や公園は、「蚊」をはじめとする虫たちの絶好の生息地です。せっかくの花火に集中したいのに、足元がかゆくてたまらない…という事態は避けたいもの。会場に着いたら、レジャーシートを敷く前に、まずは虫除けスプレーを足元や腕にしっかりとかけておきましょう。刺されてしまった時のために、かゆみ止めもセットで持っておくと安心です。

ウェットティッシュ・除菌グッズ

屋台で買った食べ物を食べる前、手を洗いたくても水道が遠かったり、仮設トイレの水道が大行列だったりすることは日常茶飯事です。そんな時、ウェットティッシュやアルコール除菌ジェルが一つあるだけで、衛生面が格段に向上します。ソースやケチャップが手についた時もサッと拭き取れますし、何かと汚れた手を清潔に保てるため、特に小さなお子様がいる場合は必須級のアイテムと言えるでしょう。

飲み物・軽食

花火大会の会場やその周辺のコンビニ、自動販売機は、開始直前になるとどこも長蛇の列ができ、価格も通常より高く設定されていることがあります。暑さ対策の観点からも、水分補給は非常に重要です。事前に地元のスーパーなどで、凍らせたペットボトル飲料や、多めの飲み物を準備しておくと、コストを抑えられるうえに、並ぶストレスもありません。ちょっとしたお菓子もあると、花火が始まるまでの待ち時間を楽しく過ごせます。

折りたたみクッション・小型の椅子

レジャーシートだけでは、長時間同じ体勢で座っているとお尻や腰が痛くなってきます。特に河川敷の土手や硬い地面の場合、その負担は大きくなります。100円ショップなどで手に入る折りたたみのクッション(座布団)が1枚あるだけで、快適さが劇的に変わります。荷物に余裕があれば、背もたれ付きの小型アウトドアチェアなどもおすすめです。

懐中電灯(スマホライト代用可)

花火が始まると、周囲は真っ暗になります。カバンの中の物を探したい時や、トイレなどで一時的に場所を離れる際に、足元を照らすのに役立ちます。もちろんスマートフォンのライトでも代用可能ですが、「スマホのバッテリーを温存したい」という方は、キーホルダー型の小さなLEDライトを一つ持っておくと非常に便利です。帰りの混雑した暗い道でも活躍します。

これらのアイテムは、あなたの花火大会の「質」を高めてくれるものばかりです。次のセクションでは、さらにシチュエーションを絞り込み、「デート」で花火大会に行く際に持っていきたいアイテムをご紹介します。

【デート編】花火大会で好印象!彼氏・彼女と楽しむための持ち物

夏の夜、二人で見る花火は特別な思い出になります。花火大会のデートを成功させるカギは、ロマンチックなムードだけでなく、相手への「細やかな気遣い」です。「この人と来てよかった」と思ってもらうために、必須アイテムに加えて準備しておきたい、デートならではの持ち物をご紹介します。

これらは、快適さを提供するだけでなく、あなたの「準備の良さ」や「優しさ」をアピールする絶好のチャンスにもなります。

ムードを盛り上げる「手持ち花火」

「花火大会に花火?」と不思議に思うかもしれませんが、これはメインの花火が終わった「後」に楽しむためのアイテムです。大きな花火の余韻に浸りながら、帰り道の混雑を避けるために少し時間を置くこともあるでしょう。そんな時、公園や河川敷など、許可された安全な場所で二人だけの小さな花火を楽しむのは、非常にロマンチックな演出です。

特に線香花火は、静かに二人の時間を盛り上げてくれます。ただし、場所によっては手持ち花火も禁止されているため、事前のリサーチは必須です。火の始末用に、水の入ったペットボトルや小さなバケツも忘れずに準備しましょう。

身だしなみチェック「汗拭きシート・制汗剤」

夏のデートで切っても切り離せないのが「汗」の問題です。会場までの移動や人混みの熱気で、どうしても汗はかいてしまいます。汗のベタつきやニオイは、せっかくの距離感を遠ざけてしまう原因にもなりかねません。

無香料、または石鹸の香りなどの微香性の汗拭きシートを準備しておきましょう。自分が使うのはもちろん、相手が暑そうにしていたら「使う?」とサッと差し出すことができます。こうした小さな気遣いが、相手の好感度を大きく上げます。家を出る前に制汗剤でしっかり対策しておくことも大切です。

急な怪我にも「絆創膏」

「デキる大人」をアピールできる、隠れた重要アイテムが絆創膏です。屋台の串で指先を少し切ってしまったり、場所取りでささくれができたりと、小さなトラブルは意外と起こるもの。

そして、特に浴衣デートの際に威力を発揮するのが「鼻緒ずれ」対策です。慣れない下駄で歩き、足が痛くなってしまったパートナーに「絆創膏あるよ」と差し出せれば、あなたの評価は急上昇間違いなしです。「準備が良くて、優しい人」という印象を与えるためにも、数枚をポーチやカバンに忍ばせておきましょう。

夜の冷え込み対策「羽織るもの・ブランケット」

日中は猛暑でも、太陽が沈むと意外と肌寒く感じることがあります。特に川沿いや海沿いの会場は、夜風が冷たくなることも珍しくありません。相手が「ちょっと寒いかも…」と口にした時がチャンスです。

薄手のカーディガンや大判のストール、小さく折りたためるブランケットなどを1枚余分に持っていきましょう。荷物にはなりますが、寒そうにしている相手にそっとかけてあげる姿は、何物にも代えがたい優しさの証となります。二人の距離がぐっと縮まるきっかけにもなるアイテムです。

これらのアイテムを活用し、相手を思いやるスマートなエスコートで、二人の夏一番の思い出を作ってください。

【子連れ・家族編】パパ・ママ必見!子供と安心して楽しむ持ち物

家族みんなで楽しむ花火大会は、夏の素晴らしい思い出になります。しかし、小さなお子様を連れての人混みは、パパ・ママにとって大きな不安や負担が伴うものでもあります。「楽しい」よりも「疲れた」という思い出にならないよう、子連れならではの視点で準備を万全に整えましょう。

ここでは、子供と安心して花火大会を満喫するために、基本の持ち物に加えて持っていきたいアイテムを厳選しました。

迷子対策グッズ(名前シール・連絡先メモ)

花火大会の会場は、想像を絶するほど混雑します。一瞬手をつなぐのをやめた隙に、子供が人混みに紛れてしまう可能性はゼロではありません。万が一の事態に備えて、迷子対策は「やりすぎ」なくらいが丁度良いです。

子供の服や持ち物には、名前と親の携帯電話番号を書いたシールやワッペンを見えやすい場所に貼っておきましょう。また、子供のポケットに「名前・親の連絡先・はぐれた際の集合場所」を書いたメモを入れておくのも非常に有効です。会場に着いたら、まずは「もしはぐれたら、ここのインフォメーション(目印)で待っててね」と集合場所を決めておくことも重要です。

子供の暇つぶし用おもちゃ・お菓子

花火が打ち上がるのは、だいたい19時過ぎ。日中から良い場所を確保するために、子供たちは何時間もレジャーシートの上で「待機」しなくてはなりません。大人はおしゃべりや準備で時間を潰せても、子供にとっては退屈な時間です。

ぐずり対策として、音が鳴らない(周りの迷惑にならない)お絵描きセットやシールブック、折り紙、小さな絵本などのおもちゃは必須です。また、食べ慣れている一口サイズのお菓子や、こぼしにくいゼリー飲料なども、機嫌を直すのに役立ちます。

着替え・おむつ・おしりふき

子供は汗っかきです。日中の暑さで汗びっしょりになった服のまま、夜風に吹かれると簡単に体調を崩してしまいます。汗をかいたらサッと着替えさせられるよう、Tシャツや肌着などの着替えセットを必ず持っていきましょう。

まだおむつが外れていないお子様の場合は、おむつとおしりふきは「いつもより多めに」準備します。仮設トイレのおむつ交換台は衛生面が不安だったり、そもそも交換スペースがなかったりすることも多いため、レジャーシートの上で素早く交換できるよう準備しておくとスムーズです。おしりふきは、手や口が汚れた時にも使えるので万能です。

ベビーカー・抱っこ紐(会場の混雑状況を要確認)

会場までの道のりが長い場合や、子供が歩き疲れてしまった場合に備えて、ベビーカーや抱っこ紐は有効なアイテムです。しかし、会場の混雑状況によっては、ベビーカーが逆に大きな荷物となり、移動の妨げになるケースも多発します。

駅やシャトルバス乗り場から会場までが非常に混雑する大会では、ベビーカーを畳んでも移動が困難な場合があります。事前にSNSなどで「(大会名) ベビーカー」と検索し、過去の混雑状況をリサーチしておくことを強く推奨します。どのような状況でも対応できるよう、抱っこ紐をメインにし、ベビーカーは補助的に考えるのが賢明かもしれません。

子供用の虫除け・日焼け止め

大人の肌よりもデリケートな子供の肌は、虫刺されや日焼けのダメージを受けやすいです。河川敷や公園では、大人以上に虫に刺されてしまいがちです。ディート不使用(または低濃度)の子供用虫除けスプレーや、シールタイプ・ミストタイプのものを準備し、こまめに対策しましょう。日中から場所取りをする場合は、日焼け止めも必須です。

準備が大変な分、家族で見る花火の感動はひとしおです。安全と快適さを第一に、楽しい夏の夜をお過ごしください。

浴衣で行く場合の持ち物リストと注意点

花火大会といえば、やっぱり浴衣。お祭りの気分を最高潮に高めてくれる特別な衣装ですが、洋服の時とは勝手が違うため、専用の準備が必要です。せっかくの浴衣姿が、トラブルのせいで辛い思い出になってしまっては台無しです。

ここでは、浴衣で花火大会を快適に楽しむために、基本の持ち物に加えて「必ず持っていきたい」アイテムと、注意点をご紹介します。

1. 下駄の「鼻緒ずれ」対策グッズ

浴衣デートやおしゃれの最大の敵、それは下駄による「鼻緒ずれ」です。普段履き慣れない硬い鼻緒が、足の親指と人差し指の間や、足の甲に擦れてしまい、ひどい場合は皮がむけて歩けなくなるほどの痛みを伴います。

これを防ぐため、絆創膏(ばんそうこう)は必須中の必須アイテムです。「痛くなってから貼る」のではなく、「痛くなりそうな部分にあらかじめ貼っておく」のが賢い予防法です。また、鼻緒にロウや石鹸を軽くこすりつけて滑りを良くしておく、という昔ながらの知恵もあります。

万が一、どうしても耐えられなくなった時のために、カバンに忍ばせられる軽量のサンダルやビーチサンダルを「帰り道用」として持っていくのも、賢明な判断です。

2. 着崩れを直すための「安全ピン」

浴衣は、歩いたり、座ったり、立ったりを繰り返すうちに、どうしても着崩れて(きくずれて)きます。特に人混みの中では、帯が緩んだり、襟元がはだけてきたりしがちです。

そんな時、「安全ピン」が数本あると、応急処置として非常に役立ちます。はだけてしまった襟元を内側からこっそり留めたり、緩んだ帯の隙間を固定したりと、人目につかない場所でさっと直すことができます。トイレなどで身だしなみをチェックした際、小さなほつれを見つけることもあるかもしれません。小さなソーイングセットがあれば完璧ですが、最低限、安全ピンだけでもお守り代わりに持っていきましょう。

3. 浴衣に合う「小さめバッグ」とサブバッグ

浴衣には、巾着(きんちゃく)袋や小さめのカゴバッグを合わせたくなります。見た目のバランスは良いのですが、これらの小さなバッグには、花火大会の必需品(レジャーシート、飲み物、モバイルバッテリーなど)が到底入りきりません。

そこでおすすめなのが「バッグの二個持ち」です。浴衣に合う小さなバッグには、財布やスマートフォン、ハンカチなど、頻繁に出し入れする貴重品を入れます。そして、レジャーシートや飲み物、羽織るものなど、かさばる荷物はすべて、もう一つの「サブバッグ(シンプルなトートバッグやエコバッグ)」にまとめてしまいます。

こうすることで、浴衣姿の美しさを保ちつつ、必要なものをすべてスマートに持ち運ぶことができます。

これらの「浴衣専用アイテム」をプラスして、夏の特別な装いを一日中快適にお楽しみください。

【最終確認】花火大会 当日の持ち物チェックリスト

さあ、いよいよ花火大会の当日です。必要なものをカバンに入れたら、家を出る前に最後の忘れ物チェックをしましょう。「完璧に準備したつもり」でも、意外なものが出発直前に必要になったり、入れ忘れたりするものです。

この記事でご紹介したアイテムを、ひと目で確認できる最終チェックリストとしてまとめました。このリストを上から順に指差し確認していけば、忘れ物の不安なく、万全の態勢で出発できるはずです。ぜひ、この画面をスクリーンショットするか、メモに書き出してご活用ください。

□【全員必須】絶対に忘れてはいけないアイテム

これらを忘れると、花火大会の快適さが著しく損なわれるか、最悪の場合、楽しむこと自体が難しくなります。最優先で確認してください。

  • □ レジャーシート・敷物(人数+荷物置き場+靴を脱ぐスペースを考慮したサイズか)
  • □ スマートフォン(家を出る直前に100%まで充電したか)
  • □ モバイルバッテリー(バッテリー本体への充電は完了しているか。ケーブルも忘れずに)
  • □ タオル・ハンカチ(汗を拭く用。予備も含めて2枚あると安心)
  • □ ゴミ袋(大小数枚。自分たちのゴミを確実に持ち帰るため)
  • □ 現金(特に100円玉と1000円札。屋台での支払いをスムーズに
  • □ 飲み物(会場の自販機や売店は長蛇の列。熱中症対策に必須)
  • □ 健康保険証・お薬手帳(万が一の怪我や体調不良に備えるお守り)

□【快適度UP】あると便利なアイテム

必須ではないものの、これらがあるとないとでは「快適さ」が全く違います。荷物に余裕があれば、ぜひ加えておきたいアイテム群です。

  • □ 暑さ対策グッズ(うちわ、扇子、ハンディファン、冷却タオルなど)
  • □ 虫除けスプレー・かゆみ止め(河川敷や公園の会場では必須級
  • □ ウェットティッシュ・除菌グッズ(屋台グルメの前や、手が汚れた時に)
  • □ 軽食・お菓子(花火開始までの待ち時間や、小腹が空いた時に)
  • □ 折りたたみクッション・座布団(長時間座るならお尻の痛さ対策は重要
  • □ 懐中電灯・LEDライト(暗闇での荷物探しや、足元を照らす用。スマホの電池節約になる)
  • □ 羽織るもの(カーディガンやストール。夜の冷え込み、風対策に)
  • □ レインコート・折りたたみ傘(山の天気は変わりやすい。急な雨対策)
  • □ マスク(会場の砂埃や、仮設トイレの匂い対策にも)

□【シチュエーション別】追加持ち物

ご自身の当日のプランに合わせて、以下のリストも追加でチェックしてください。

《デートで行く場合》

  • □ 汗拭きシート・制汗剤(近距離でのエチケット)
  • □ 絆創膏(相手の靴ずれ・小さな怪我にサッと渡せると好印象
  • □ ブランケット・大判ストール(寒さ対策で「気が利く」をアピール)
  • □ 手持ち花火&バケツ(許可された場所で余韻を楽しむ場合に)

《子連れ・家族で行く場合》

  • □ 迷子対策グッズ(連絡先メモ、GPSタグ、名前シールなど)
  • □ 子供の暇つぶしグッズ(音が鳴らないおもちゃ、お絵描きセット
  • □ 着替え・おむつ・おしりふき(いつもより多めに準備)
  • □ 抱っこ紐・ベビーカー(会場の混雑状況に応じて判断)
  • □ 子供用の虫除け・日焼け止め
  • □ 常備薬・救急セット(子供用の体温計や解熱剤など)
  • □ ビニール袋(濡れた服や、おむつを入れる用)

《浴衣で行く場合》

  • □ 絆創膏(最重要!鼻緒ずれ予防にあらかじめ貼っておく
  • □ 安全ピン(着崩れの応急処置に)
  • □ サブバッグ(巾着に入らない荷物をまとめる用)
  • □ 予備のサンダル(痛みで歩けなくなる前に履き替える)

準備は整いましたか?忘れ物ゼロの万全な状態で、夏の特別な一日を心ゆくまで楽しんできてくださいね。

まとめ:万全の準備で、思い出に残る花火大会を楽しもう

ここまで、花火大会の持ち物について、「必須アイテム」「便利なアイテム」、そして「デート」「子連れ・家族」「浴衣」といったシチュエーション別のアイテムまで、幅広くご紹介してきました。

たくさんのリストを見て、「こんなに持っていくの?」と驚かれたかもしれません。もちろん、これらすべてを一人で持っていく必要はありません。大切なのは、「自分たちの花火大会プラン」に合わせて、本当に必要なもの、あると助かるものを厳選することです。

花火大会の当日は、人混み、暑さ、虫、急な天候の変化など、予測しにくいトラブルがつきものです。しかし、事前の「ちょっとした準備」が、これらの不安要素を大きく減らしてくれます。「ティッシュがない」「充電が切れた」「靴擦れが痛い」…そんな小さなストレスに気を取られることなく、目の前で咲いては消えていく美しい花火に集中できること。それこそが、万全な準備をする最大の目的なのです。</

レジャーシートの上で快適に過ごし、美味しい屋台グルメを楽しみ、大切な人たちと笑い合う。そんな最高の夏の思い出を作るために、「準備8割、当日2割」の気持ちで臨んでみてください。

この記事のチェックリストが、あなたの花火大会をより快適で、より思い出深いものにするための一助となれば幸いです。忘れ物がないか最終確認をしっかりして、年に一度の夏の祭典を心ゆくまで楽しんできてくださいね。

  • この記事を書いた人

ハナビーム

ハナビームでは2026年の最新花火大会情報を分かりやすくお届けします。

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